元々機械を見たり触ったりすることが好きでしたが、徐々に機械を作ってみたいと思い始め設計に興味を持ちました。

主に水門の設計を担当しています。提示された条件によって強度計算を行い、それに従って図面を描きます。その後、どういう部材がどれくらい使われるのかを計算し表にまとめます。どのような形式の水門が最適なのか、また、水門を実際に設置するまでの計画を検討する場合もあります。

水門は、大きさ・構造・形式など全く同じものはほとんど無く、毎回色々と頭を使います。中には非常に頭を悩ませるような設計もありますが、それが無事に解決しお客様に納品出来ると、達成感と同時に次へのやる気も出てきます。
お客様から、次の業務もまたお願いしますと言って頂くと、きちんと評価頂けたという嬉しさと、次も前回よりさらにブラッシュアップしようという気持ちも持つことが出来ます。

設計したことのない形式の水門を少しずつ習得しています。初めての形式はわからないことだらけですが、先輩などに相談し、少しずつ理解を深めています。

作業に集中していることもあり、静かな職場です。水門設計の経験豊富な優しい先輩方が多数いらっしゃるので、気軽に相談することが出来ます。

①自分が設計した水門が実際に”水門”として完成したところを見ると、感動します。大きければ大きい水門ほど難易度も高いので、完成した水門をみると感激もひとしおです。
②実際に水門が設置されている現場に調査に行くこともありますし、普段なかなか見ることの出来ない設備を間近で見ることが出来る時は良かったと思います。
特に大型の水門やダムは、一般人は立入禁止となるような場所にも入って調査出来るので、とても貴重な体験だと感じます。

水門業界はなかなか聞かない業界だと思いますが、インフラとしてはかなり重要なポジションにあります。豪雨等が増えてきた昨今では特に力を入れている業界だと思います。

友人の紹介です。

治水や利水を目的とした水門の設計や、既に設置された水門が機能しているのか点検を行います。

仕事上客先と電話やメールで内容確認などのやり取りを行なうのですが、客先からの質問に的確に返答できた時や、電話で「また宜しくお願いします。」と言われた時は嬉しかったです。

まだ設計に関する知識や、既設の水門の問題に対する対策案など、すぐに出てくる事が少ないため、そういった知識を頭に入れるよう勉強しています。また、技術の資格も何か取得したいです。

集中して作業しやすい環境かつ、分からない事はすぐ質問出来ます。

水門やクレーントラックなど街中で見かける物に目を向けるようになりましたし、専門的な知識が増えるのは個人的に嬉しい事です。

設計作業など勉強しながら取り組む事が出来ますので、CAD製図に興味のある方いかがでしょうか。宜しくお願い致します。